afoc LOVE IS LIKE A ROCK'N'ROLL -見るまえに跳べ-
@名古屋CLUB QUATTRO 参戦記。
注意…アホほど長いです。メンドクサイ方はスルーで、時間がない場合は後程でw
朝起きたらいい天気!
風は冷たいけど、佐々木の雨男力敗れたりか?等と思いつつ、家事とTwitterのコンボで進行させてるとあっという間にすぎてく。
途中、うーちゃんに、「なんだ!今日出掛けるんか!前もって言え!」とか言われたけどさ…
2月からカレンダーに書いて、文書つくって提出もしたよね? 興味ないことはとことんどーでもいいんだな…と再認識。
だけど今回はちゃんと計画立ててたから、昼御飯も夕飯もこういう計画だから!と言えた。
前は考えていても言えなかったから、進歩したなぁ~ジーン。
お昼作って片付けて、夕飯の支度して…出掛ける時間ヤバい~~!
バタバタとなんとか終わらせて、うーちゃんに行ってきます!って言ったら、「うん」って返事したよ!
自分も色々克服して、頑張ったからなんとかなったんだ。少しずつしか進まなかったけど、進んでいるんだな。
あわてて駅に駆け込むも一本乗り損ないまして(´Д`)…(今後はこういうこともちゃんとすべきだな(笑)
一緒行く友達との約束ギリギリに到着。合流後ご飯食べたりして、いよいよ並ぶ。
クワトロは室内なので結構暑い…その上今までに無い男子率!身軽な方がいいと思って、ロッカーにほとんどの荷物を入れた。
210番台だったんで10列目くらい、私はやっぱり佐々木がみたいので中央!って感じでハコの真ん中辺りに陣取る。
SEでThe Bandの The Weight が掛かった。
あぁ…afocのルーツ…佐々木のルーツがこのあたりにあるのだとしたら、afocの曲に私の感じたあのノスタルジーの出所が判る。なるほど。
そうこうしてると…照明が落ちてメンバー登場! <br> ハコ全体の空気が一瞬にして変わる。一曲目の一音目が鳴る前からギアはtop。
一音目が鳴らされた瞬間テンションMAXの5速発進!
これには本当に驚いた。こういう表現の記事を見たり、噂や話を聴いたことはあったけど、体験するのは初めてだったから。
しかもBlood Red Shoes!!
隣にいた友達は「後ろ下がる~~」と言い残して行ってしまったので、、もうここからは踊るしかない!
モッシュの波にもまれてコケないことだけを願いながら踊る!踊る!
♪いかれ~てると言って笑い飛ばしてくれよ baby♪
なんとまぁ…カッコいい!
今日の佐々木は赤いライダース。 その表情はオーディエンスの歓迎ぶりにニヤッとしてる気がした。
そこから畳み掛けるように数曲。テンポの速い奴を投入してくる。
うん!ライブってこういうことだよな!!
しかし、とにかくモッシュ酷くてちょっと怖かったので後ろから襲ってこない程度の所まで後退しつつ、歌う!踊る!腕振る!
コレの前のBBかまってちゃんは腕上げるまでに数曲は有って、「すみません腕とか上げて踊っちゃってもいいでしょうか?」みたいな感じだったので、このいてまえー!!的なノリが嬉しい。
monkyのイエィ イエィ イエィ!やら
賭けの♪Bet! Bet! Bet!は楽しくて堪らんかったw
Whiskey Bon-Bon辺りになると、周りに押されながらもなんとか場所を確保してくる。
そして5曲目のミッドナイトサンシャインのベースラインあたりになってからやっとまともに姐さんを見られた。
それまで佐々木が赤いライダース着てるなぁ…くらいしか判らなかったわ…いろいろ持ってかれすぎて(笑)
お次はSweet Home Battle Field!
これ絶対ライブで盛り上がるって思ってたから嬉しい!ちょっとオイオイパンク気味に盛り上がる(私だけかも…とおもいつつww)
ここらでちょっとしたMC。佐々木が訥々と語り始める。
「泥の中を這いずり回るようにツアーを続けてきてるわけですが…」
なんというか…言い回し…凄いな。感性がきらっきらしてる。泥濘の中に混ざる砂金みたい。
そして佐々木のすごいところは砂金部分だけを集めて提示しないところだと思った。
泥あっての砂金、しかもそれは演出としての泥ではなく泥の部分をも内包している内臓をさらけ出すみたいな提示。
「ロックは好きか? ロックを愛してるか?」 のあおりに続く ♪~ I Love Rock’n’Roll~♪ は~懐かしいわ~w
「よし!I Love Rock’n’Roll のところはお前らに任せた!」
うんうん!!任せとけ!
この唄のコール&レスポンスは良かった。
そして…「俺たちはブルースバンドで俺はブルースマンだからww 世界で最も新しいブルースをやります。Hide & Seek Blues」
こういうのをやりたくて音楽続けてます、と言わんばかりの佐々木のスピリッツを直接たたきこんだようなこの曲が、フロア全体を足元から揺らす。
「俺の未来未来未来」のフレーズが足元を蛇みたいに這い廻る。
「ラナウェイ~ ラナウェイ~ ラナウェイ~」に合いの手をいれて…カッコよく決まる!
Boyはちょっと軽めで前の曲で足元にわだかまった何かを払拭するような疾走感で進んでいく。keep on Rollong と唄う佐々木カッコいい!
「生きてるうちにね…なんでもやっておいた方が良いって…そーゆーうた。YU-REI Song」
コミカルに始まるこれも、コミカルな曲調からは計り知れない奥深さを持ってる。こういうセンスがいい。 「へそが曲がってる」という最高の褒め言葉を差し上げたいw
「よっしゃ!折り返し…後半戦に行くわけですが…まだ踊れるか??」
「イエーー!!」
「Buffalo Dance!」
イントロ始まった時のフロアの滾りはすごかった。
定番ソングだということもあるんだろうけど、私は今もなおこの曲を演奏する彼らに感動した。
だって色々いきさつのある曲なんだろうと推察されるから…。
最後の辺りで曽根さんがちょっと照れ気味にあわわわわってやってるのが可愛かったな
ここからはまた飛ばす!
Human License
Quiz Show
こういう曲のストックはライブバンドとしてのafocの成功を確約するんだろうな。
テンポ早く、畳み掛けて、ケレン味たっぷりで!
ただ…惜しむらくは次の「プシケ」を聞いたことがなくて楽しみ切れなかったこと。
メンバー紹介が入ってって良い感じだったのになぁ。
もちろん帰りにはさくっとプシケ収録CDをゲットしてきましたw
このあとちょっと暗転。しばらくしてライトがともると、佐々木の手にはアコギ。
もう…私はその時点でハート鷲掴みされ、ほえ~~~~ってなった。
佐々木はいつものように訥々と語り始める。
「あ~これから歌うのは…もう…ずいぶん昔に書いた唄なので、こう…歌詞とかいろいろね…今となってはみたいなところもあるんですが、演奏するにあたっては、今の気持ちとか、感情をのせて…込めて、歌ってます。……月に吠える」
冗談じゃなく泣きました。
つま弾かれるギター 静まったフロアに響く佐々木の声。
このブルースを引きずって、私も生きてる。この曲を聴いたとき本当にそう思っていた。
今…ここでリアルに佐々木が歌ってくれる…それだけで涙が止まらなかった。
…絵描きたくなった。私のブルースは描くことで報われるはずだから。
そこからの…感光。
この唄の良さは音源だけでも十分伝わってきて、初めて聞いたときに「生きていて」のフレーズに胸が熱くなったものだ。
容易に想像は出来たけど、ライブでの破壊力は本当に半端なかった。
電気信号に変わってなお威力を減らさぬの曲のエネルギーが、ライブにあってはリアルに佐々木から吐き出されて空気を震わす。
佐々木の気の乗った歌声がフロアの闇に一瞬のオーロラを見せるように消えていく。
「生きていて」
オーロラの余韻の中…I LOVE YOU。
ジャラ~ン…とギターが入ってフォーカウント…イントロ始まって「オーライ」
…もうすべてが…素敵。
これもモッシュが起こるのだけど、テンポが速くて激しい曲のアタリとは違って、楽しくて仕方ない感じの一体感がフロアが包む。
威光とは違う意味の力を持つ美しい曲だと思う。 蓮の花が泥の中から咲くような美しさがある。
しかし…この曲は油断してると佐々木の色々に転ばされるような文言を含んでるよなぁ…って思っている。
だって…
I LOVE YOU ダーリン 死ぬまではずっと 不安はなくなりゃしないの?
I LOVE YOU 未来を疑ったままで ブルースを歌えるの?
との問いかけに佐々木が返すのは…
I LOVE YOU ダーリン 生きてりゃずっと 不安でも 悲しくても
I LOVE YOU 未来は君のもんなのさ ブルースを歌えるよ
一見「未来は君のもの」と言ってるようなんだけど、その内容は「不安でも 悲しくても」で、「ブルースを歌える。」と締めくくる。
佐々木は不安や悲しみがなくなるとは言ってくれない。無くならないからこそブルースを歌えるわけだからねw
これを見て佐々木は信用できるヤツだと思った。嘘は言わない、綺麗事も言わない、本当の言葉だけを言う。そんなカッコ良さがあると。
だから私は彼に魅かれるのだと。
King Cobra Twist~-session#6
これにて本編終了!
アンコールの拍手がどんどん早くなっては仕切り直し、早くなって仕切り直しを数度繰り返す。ふと気づくと5列目くらいまで上がってた私の一列置いて斜め前のお兄ちゃんが何を思ったか「なごや!なごや!」と言いだして、なんだか会場全体がナゴヤコール。
なんだろこれ!名古屋面白いところだなwww(いや…生粋のなごやんですがw)
ステージにATシャツを着たナベちゃん登場。<br> この期に及んで初めてじっくりナベちゃんを見たよ。私…ギターとかベースが好きすぎて、大抵の場合ドラマーは見られなくて終わっちゃうんだよね…今回もそんな感じだった(笑)<br> ナベちゃんはメインマイクの前でやっぱり訥々と話し出す。
「え~…あの…何を話したらいいのかわからない…んだけど…話もうまくないし…だけど…いまね…他のメンバーは休む時間なんで…お前、喋ってこいって言われたんだけどさ…話すこともない…し………あ!このTシャツ!!はブランドとコラボで造ってるんだけど…」
てな話をぼそぼそぼそと…いやん!!可愛いじゃないの~ナベちゃんたらン!!
一頻りコラボTのことを話し終わると「あ~もう…なんも言うことないや!」
てことで…残りのメンバー再登場w
佐々木もコラボTのことを話して…「是非買ってって下さい…買えない人は…指を咥えてみてろ!」てな感じww
「さて…アルバム発のこのツアーなんですが…テーマになってる曲があって…本来ならそれをアルバムに入れるべきなのかもしれないんだけど………ツアーのタイトルにもなってるこの曲は、ツアー自体のテーマソング…みたいな気持ちでいます…見るまえに跳べ」
ギターが鳴って始まるミドルテンポ気味なその曲は、少々地味なAメロに続いていい具合のギターを引き連れて「見るまえに跳べ! 見るまえに跳ぶんだ」と唄われる。 正統派なロックで小気味良い曲だ。サビの繰り返しもいい。 このツアーの色をちゃんと伝えられる唄になってる。
そして…そしてのオーラスは「シーガル」
即モッシュ!
♪明日がやってくる それを知ってるから まだこの手を伸ばす♪
フロアの大合唱にお前ら唄え~!みたいにマイクを向ける佐々木!
オープニングの喧騒がフロア全体を包む。とにかく踊る!踊る!声張り上げて歌う!サイコーに気分いい!
はぁぁぁぁぁぁ!!!終了!
早々にお客さんたちがハケ始めて…あ…2回目ないの??ってなった。
まぁ…まだCDの引換もあるので仕方ないのか…。
後ろの柵で見てた友達とも無事合流できたので、ドリンク貰ってからロッカーに荷物を取りに行ってブックレットを出す。
……あれれ??なんだか…佐々木居るよね??
うわ~ナベちゃんが「CD引き換えこちら」の案内持ってる!
ななななな…なんだとぉう!!!ちょちょちょ!!こんないいことあっていいのか??
急な出来事にきょどって話しかけられなかったけど、ブックレットにサインしてもらったぁぁぁぁ!!
そんで…隣の物販でCDとストラップを買いましたw バッヂは入場時に買ってあったんでw
Tシャツは今回は指をくわえてることに…デザイン的にはスゲーカッコ良かったんだけど…予算がww
というわけで…帰路につきました。
今回ほんとに楽しかった。 いいこといっぱいあった。
最後に…翌日ツイッターで述べた感想、気持ち…と言ったものをツイート抜粋って形で載せておきます。
afocは原動力になる。 腰の重い私を無理矢理躍らせる。佐々木の素っ気無さが背中を蹴り飛ばしてくれる。
DOESにはafocみたいな力押しは無い。ワタルくんの声は優しく背中を押してくれる。振り返ったらニヤっと笑ってくれる。それが好きなんだ。
以前精神的に弱かった私にはDOESが必要だった。元気になってきた今afocの押しが力をくれていることがはっきりと判る。
出会うべきものには出会うべくして出会うのだね。 afocまた行きたいな。佐々木に蹴り飛ばしてもらいたい。
でもさ…ステージ見ながら…ヤスがヘドバンしてるのが見たくてたまらなかった。 自分の心の中の多くの場所に兄さん達が居るということを思い知った。あぁぁ…馬鹿みたい。
あ…鹿みたいか(笑) とにかくいいもの見た。 見せてくれた諸々にありがとう。afocに直接であわせてくれたフォロワーさん達、夕飯何とかしてくれた娘たち「うん」って言ってくれたうーちゃん。
と言うことです。こんなところまで読んでくださってありがとう。
最後の最後にネットの海から拾い上げてきたセトリを載せて終わりにします。
1.Blood Red Shoes
2.The Beautiful Monkeys
3.Whisky Bon Bon
4.賭け(Bet! Bet! Bet!)
5.ミッドナイト・サンシャイン
6.Sweet Home Battle Field
7.I Love Rock’n’Roll
8.Hide & Seek Blues
9.Boy
10.YU-REI Song
11.Buffalo Dance
12.Human License
13.Quiz Show
14.プシケ
15.月に吠える
16.感光
17.I LOVE YOU
18.King Cobra Twist~-session#6
—————————————–
19.見るまえに跳べ
20.シーガル
ありがとう。afoc! 絶対また行くから!!
[2回]
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COMMENT
こみ上げました 何故か
最初会社の昼休みに拝見したんですが こみ上げてきてしまって こらえましたよ~
ささりょは蹴り飛ばす ワタルさんは優しく背中を押す は分かります♪
私はワタルさんには何かふわっとした柔らかいものを掛けてもらってる気がしてます
すごく心地よくて安心する何かを
ライブ良かったですよね~
思い出しました
あと話は変わりますが かまってちゃんは話題になり始めてから
曲を聴いて音楽なんて分からない私が『この人たちロックンロールだ』なんて
生意気に思っちゃったんですけど 曲のタイトルにもなっているのを後で知って
やっぱりそうなんだ!ってとても嬉しくて・・・
メンバーも全員とても魅力的で私も好きになったんです~♪
こちらもライブは楽しそうだし いつかは。。。って思ってます♪
いつも長くてすいません♪名古屋レポ楽しませて頂きました♪
ありがとうございました♪
Re:こみ上げました 何故か
記事読んでくださってありがとうですw
コメント下さったこともありがとうございます!とてもうれしいww
その上、こみ上げただなんて…ほんとに嬉しいなぁw
佐々木とワタルくんの違いの多くは「年齢」にあるんじゃないかと思ってるんです。
経験ってのがワタルくんの優しさを生んでると思う。
だから…これからの佐々木が楽しみでしょうがないのですよw
今回のライブは色々な初体験があって楽しかったです。
いかにも「生きてる」ライブだったww
お~~~!!かまってちゃんをお聞きになりましたか~!
かれ等は今一番「パンク」を体現してるバンドだと思ってるので色々聞いてみてください!
「ロックンロールは鳴りやまないっ」を聴かれたのかな? あれは名曲ですよね!
メンバーはなんだか全員可愛いんですよね。
ライブはafocとは違う意味でギリギリ感があり、大変興味深かったです。
でも…次回はもっと前で踊ってやる!とか思ってます(笑)
またレポ書きますのでよろしくです~!
無題
こんばんは~。早速拝見いたしました!
とても140字では感想を伝えきれない気がしましたので(笑)、コメントにて失礼します。
読んでいて、とにかくアツくて楽しくてカッコいい!というのが伝わってきて、「ぬぉぉ!私も体感したい!」と思いました。
名前を知った当初は佐々木さんのあの素っ気ない感じがちょっと怖くて(笑)、ちゃんと聴くまでに至らなかったのですが、あまりにもDOESクラスタさんたちがカッコいいカッコいいと呟いているのを見て、「ちょっと聴いてみるかな…」と思い……今に至ります(端折るな・笑)。
佐々木さんが、afocが奏でるブルース、体感してこようと思います!
あと、ワタルさんと佐々木さんの対比(?)の部分を激しく頷きながら読みましたww
この先どんな風になるかはわかりませんが、佐々木さんが今のワタルさんくらいの年齢になったら、軽い蹴り+振り返ったら頭突きとかになりそうだなと勝手に想像してます(色々と悪化してる)。
今すぐフラッドの音楽を体感するべきかもう少し経ってからにするか迷っていましたが、ひすいさんのレポを拝見して、すぐに体感する決心がつきました。ありがとうございます!
では、長々と失礼しました。
ありがとでした!!
ルネちゃんがフラッドクラスタに来てくれて本当に嬉しいですw