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翡翠の日々

趣味の数が無駄に多い主婦のてけとーな毎日。 現在ロキノン系バンドメイン(DOES+a flood of circle + クリープハイプ)

   

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Seven Days

彼が逝ってしまってから7日ほど経ちました。


ということで…残りは続き。長いしぐだぐだなのでよろしく。



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というか…一週間前はまたいたんだよなぁ…って思うちょっとうるっときてしましますが…。



ざっくりと葬式顛末を書こうと思います。誰かの為というより自分の忘備録。興味ない方はスル―で。




土曜の朝6時過ぎ母の電話でたたき起こされた私は、急いて支度して家中で病院へ。
彼らの住まいはかなり山奥なのですが、父はちょっと離れた比較的大きな街の病院にいました。
それでもその病院に辿りつくまでに1時間…。

私たちが到着したときにはもう全てが終っていて、彼は眠っているだけのような優しい顔で横たわっていました。

一緒に行ったAちゃんが吃驚するほど号泣してくれて、なんというか…私的にすごくうれしかった。
ありがとう。優しい子だよねあんたは。


母と協議の結果父の自宅(非常に山奥)で葬式をやることにきめ、葬儀屋(農協なんだな…これが)に依頼して迎えに来てもらうことに。
迎えに来てもらって、自宅に付くまでに1時間半ほどかかる。その間…いろいろ考える時間があったのだけど、どう考えても彼は幸せな死だったということしか思いつかず、悲しいという感情が湧いてこない。

家に辿りついて、近所の人やら葬儀屋がやってきて段取りを決める。
ここで…うちの旦那うーちゃんがメインになって仕切ってくれた。
私も母もそういうこと苦手なんで彼の存在は頼もしい…てか…惚れなおした(笑)/////

日にち的に友引きが入ってしまったため日曜の通夜→月曜葬式と決まる。
決まるまでに狂ったように電話して同じこと喋って…あ~今月電話代半端ないだろうとか考えた。

土曜の夜は子供たちとうーちゃんはいったん帰って(家まで3時間かかるのだけど)もらって、私は残り母と一緒に父のいる部屋で布団並べて3人で寝た。

母は「こんなに早く逝ってしまって」と少し怒っていた。 彼女の気持ちも分かるが、死に顔から判る通り苦しみは無かった様なので「幸せな人だったと思うよ。」と言っておいた。



翌日、朝から近所の人たちが葬儀の件でごたごたやってきて相手をするのが大変…。
なにしろ田舎なので、近隣の風習に従ってあれこれしてるともう…訳わかんなくなってくる。

こっちでは香典返しを来てくれと声掛けた人だけに渡すらしいのだ。その辺の基本的なことを理解するまでに丸一日以上かかったよ。その上頭で理解しても、なんだか感情的は最後まで割り切れなかったな。

自宅から通夜の会場までさらに1時間。なにしろ…なにしろ移動なのだ。
今回は半分寝て、残りはi-pod聞いてた。サイハテを何度かリピートして、この歌が今回の葬式にぴったりだと思った。

♪ ありふれた人生を 赤く色づけるような たおやかな恋でした たおやかな恋でした サヨナラ♪

私がここに至ったのは貴方が色々教えてくれたおかげなんだよ。

本を読め、ポリシーを持て、引き際を弁えろ…等々。今も私の中でずっと流れ続ける貴方の血で私はこれからも生きていくからね。


遠い式場はこれまでに見たことないほど立派な施設だった。

ただ、お通夜そのものは地元から遠い事もあって、泊りがけで参加してくれた親戚たちしか参加しない感じでちょっと寂しかったな。

このあと文字通り夜通しの火の番は、日頃見たことのない親戚連中に、私の旦那やら娘たちやらをお披露目という意味もあるんだなぁ…としみじみ。
でもね…Pちゃんはいろいろしてくれて本当にありがたかった。

真夜中にPちゃんと二人で朝ご飯用のおにぎりを買いに行った。Pちゃんといると凄く癒されて道中は楽しかったな。
ジャンプも買いたかったのだけどお店の兄ちゃんに「まだ着てません」と言われてしまいあえなく断念。(でもこの後朝方に買いに行ったw)


お葬式が始まると読経が辛い…前日の寝不足も手伝って半分以上意識無かったよ。ごめん…父ちゃん…ふまじめな娘を許してくれ…。
今回の式で特徴的だったのは、後半辺りにに司会のねーちゃんが涙をさそう文言をいろいろ言うところ。
母は「感動的だった!」って喜んでたけど、あれ無駄演出な気がしたなぁ。悲しみは人それそれなんだからほっておいてくれって気がした。

そして…出棺。

そう…察しの良い方はお気づきですね!火葬場までさらに1時間弱の乗車時間があることを!

前回と同じように半分寝て半分i-podで過ごし、到着した火葬場はまたもや立派な施設だった!!
でも、お茶はセルフサービスで私と娘たちで出しまくったよww 最後は洗い物までやってきた。

ここでさらに1時間半。

帰ってきた彼はすっかり焼けおちて、悪かった肺のあたりには紅い色が燃え残っていた。火葬場の人の話だと薬の影響でそういう色になるのだという。痛いと言っていた膝にも少し黒い部分があって、あそこが悪かったのかな…と心が痛んだ。

さらに1時間弱の時間をかけて式場に戻り、三日七日の法要を済ませる。全てが終わると4時過ぎ…。

お客様をお送りして(香典返しがなかったり、足りなかったりバタバタしながら…)娘たちもそのままうーちゃんのお兄さんの車で家に帰ってもらいました。(→3時間コースで)

このあたりまでくると本当にへろへろ…うーちゃんが残ってくれたので、うーちゃんの車で何とか実家に辿りついたのは6時過ぎ。

もう…香典は放置で兎に角お風呂入って寝ました。


本当に葬式って大変。


この後もまだまだ香典の計算+葬儀屋の支払い…等々の雑事が残り、初七日法要には再度3時間かけて実家に舞い戻らなければならない…。

娘たちは葬式の翌日から登校してもらい(なにしろ受験生がいるからね)弁当も無しに一日頑張ってもらいました。


書き連ねたけど…なにも書けてない気がする→それは自分の文章力の所為じゃ…


自分の時は生前葬したいと思った。読経だと寝ちゃうよ私?(あ…寝てていいのか??)
「サイハテ」とか「高い空」とか「ヒッピーに捧ぐ」とか「Across the Universe」とか掛けてくれよ!

って思う私は父譲りのへそ曲がりってことさw ね!父ちゃんw



それから…49日も11月7日に決まり、私が必死になって確保したチケットは、確実に有効利用できそう。

その点もありがとう、父ちゃん…と思わざるを得ない。父ちゃんホント娘に甘いなぁ。





こんなところまで付き合って下さった方…ありがとうございました。
感情ばかりで何の参考にもならないつらつらを読ませてしまってすみません。

私自身は今のところ元気なんですが、49日を過ぎると色々がくっとくるという話なのでそのあたりでまた励ましてやってください。

ありがとう。合掌。
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