ではでは…私の個人的メモ的感想を書きます。
多分ネタバレしまくりと思うので…ちょっと下の方に置いておきます。
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そして…毎度のことながら…アホほど長い。
面倒な方はスルーで、時間が無い場合は後ほどw
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全体的に大変明るい印象で、今までのDOESとはちょっと違う感じ…。
ジャケットそのままに白くて綺麗な場所をそのまま体現してるような…。
でも…ちゃんと§ΘωΘ§ ワールドは健在で、音は正しく彼らのものだった。
では…一曲ずつw
1. 今を生きる
先行シングルにもなった1曲目…
ライブでも聞いたことあったからお初ってほどじゃないわけなんだけど…ワタルくんのボーカルの力にびっくりした。
今までになくパワフルで、ちゃんと口を開けて歌ってる感じがする。
歌詞を耳コピで完璧にききとれるレベルな曲ってDOESには珍しいと思った
いつも何かしら上手く聞こえない部分があるのに、今回はストレートに全てが鮮明聴こえる。<br>
PVもカッコよくて楽しかったな。
この先行シングルを聴いた時点で、新しいアルバムがそういう方向を向いているのだ…ということは想像に難くない。
それよりもむしろ…昔の世界観を引きずっている曲が何曲あるのだろう…と思った。
2. アクロス・ザ・ライフ
本質的にこのアルバムとの出会いになるこの曲…
「今を生きる」とは対照的に明るいギターリフから始まる。ジャララーンと入るイントロの背景に広がるのは相変わらずの青い空。
青い空に向かって大きく口開けてるワタルくんの画像が見えるような曲。
歌詞も明るい!前向き!なんだけど、ワタルくんはワタルくんだった!
♪消え失せろよ♪
流石です。 おかげで不安が減った。
意図的に明るくしてるけどちゃんと彼はそこに今までの彼を携えて立ってる!
歌詞的な部分を書くと…
「其々徒然」「予予常常」とかの言葉遊びたのしい!
「あいつらには邪魔させない」てのは心強く、さらに「僕の世界は変えられない」と唄う。
つまりは私の大好きなBEATLESのあの曲を背中に背負っての発言であると!!…なんて俺得!
僕の世界は変えられないから僕なわけだけど、だからsrrowになって切ないてのも事実で…。
これはことあるごとに背中を押してくれそうw
3. ナイスデイ
で…畳み掛けるように始まるコレ! 陽気!陽気w
さらっと聞くと…ちょっと今までのDOESとは一線を画す歌でかなり驚く。
曲のノッケから「ホンキートーン」てな歌詞が来て、続きを聴いてると「モンキーD」とか…なんだか聞いたことのあるセンテンスがwww
始めのうち…ちょっとあまりのスピードについていけなくて…ちょっと…この人たちどこに行く気なの??って心配になる。
何度か聴いてスピード自体に慣れてくると…あ…途中さらりと…ワタルくんの本音のような、漏れ出てる感のある歌詞が並んでる…「有限だから~自由になれる」
あぁ!!! そういうコンセプトか!!
ここまで来ると…この曲のスピードもワタルくんのボーカルの必死さも納得がいく。
「今」を頑張ってる状態なんだね!
ワタルくんの唄はいつも仕掛けがあって油断できない……つまりは楽しいw
4. アルバトロス
この唄はクリスマスの名古屋で聴いた!! イントロの部分のドラムとかメロディアスなギターからの「キューン!」はライブの時から気になってた。
歌詞はここまでの曲で今を生きるに続くまともさ。正当にまともに正面からぶつかって行く感じ。
名古屋の時ワタルくんのMCからアルバトロスの挫折を歌ってる…みたいなイメージで居たのだけど、その時からやたらに明るい歌詞だな…とは思っていたんだ。
改めて音源を聴いてみると…暗さはみじんもなく、今日失敗してるかも知れない自分も、明日になれば何かが変わって、また歩き出せる。
基本変化球投げてくるのに、突然ストレートな球を速いスピードで投げ込んでくるみたいだ。
テクニシャンだなw
5. ダンスホール・ガール
このアルバム初めてのバラード。
ぶっちゃけこのタイトルを事前発表で知ったときには……「はぁ…(点目)」ってなってたんだけど…いい曲でよかったw
歌いだしのイメージが綺麗で好き。 「スモークで汚しながら」の表現はセンス抜群。
あと…「散散り…」って辺りは倒れるよ。メロディーラインとの整合性、言葉の音としての面白さ…どれもこれも素敵で…何度も手にとって撫でたくなる。
この歌は私の中の勝手なイメージで「星を数えて」の二人が諸事情で別れてしまい、時間的に大きな隔たりの後再会してるって感じがする。
ギャラクティックな恋の果てにお互いの軌道を沿わせられず、未練を残しながら遠ざかるのを止められなかった二人は、それぞれの軌道をそれぞれに過ご中で不意に邂逅する…。
だから「もう少しいてくれるなら」だし「思い出になる」って唄ってる気がしてね。
でも…この二人は此処から離れてそれぞれの軌道に戻っていく。永遠に軌道を沿わせることは出来ない…。
久しぶりにおセンチになって楽しみましたw
6. カタルシス
この歌は力強い。
ゆっくりしたテンポで進んでいくんだけど、それは…ちゃんと文言を聞いて欲しいから。
まず「うるせーよ 黙れーよ」 このキーワードが強さの裏打ち。
もう一つは一人称「オレ」
何があってもここに居る、まぁ…自分に文句が無いわけじゃないが、他人に言われる事なんか聞かない。
等身大の人間が存在している感じだ。
地上に足を踏ん張って、軽く食い縛った歯の所為で口角下がり気味な顔つきで、腕組みしながら、向かう方向を睨んでる。
その人は「道なき道でも歩くと決めた」人だ。
凄く前向きな映画のエンディングで掛かったら、元気もらえそうな歌だと思った。
7. サンダーライト
このアルバムを聞く前から今までのDOESを彼らはどう評価して変わっていくのか…ということが気になってた。
バンドを続けていく上で変化や方向の修正は致し方ないことだけど、過去を全てうっちゃってって訳にも行かないからね。
この歌は正に今と過去を繋げてくれる一曲。
大変とっつきやすかったww
サンダーライトってイメージも分かりやすい。
これ…ライブで絶対化けるタイプの曲だ!
「燃えるぼうぼう」とか「粗目」とか「サイケデリック」とかのセンテンスも楽しいし、ギターリフもカッコいい!
何よりも…このタテのりパンクは溜まらんわ!!ライブじゃ絶対拳つきあげて「ゴーゴーゴーゴー」とかやっちゃうよ!!
こういう世界も手放して無いよね。兄さんたちは!!
てか…イントロ「星を数えて」に酷似だよな~ww イントロドンだったら引っかかるレベルで
8. ブルー・ナイト
さて…ここにも架け橋の曲がありますw
歌詞の盛り込み、ジャックナイフの延長にあるようなこの歌。
イントロは夜明け前のようでありながら、スピードを失わず、しっかりしたパンクナンバーへと雪崩れ込んでいく。
これは…DOES節と言えるようなモノになってるんだね。
メロからサビへの転換がカッコいい。暗がりから一気に視界の広いところに出るみたいな開け方と、それでも最後まで失われない疾走感は、今までを踏まえながら一つグレードアップしてるみたいな気がして嬉しい。
「この道を行く。この後何があっても…だ」
と高らかに宣言して走ってく兄さん達についていきます!
9. トライブ・ドライブ
きゃ~~!!!!!コレ!すげ~~~!!!!
聞き流してた時も「なんだか…ちょっと毛色の違うのあるなぁ…」って思ってたけど歌詞みなおして何度も聴いてると歌詞も音も面白い!!
(涙)をナチュラルに唄っちゃってたり、行を替えての「知らん」!!
このワタル節に痺れないで何に痺れろと!!
ブルーナイトでカッコよく疾走してるのに、実は乗ってる車に搭載されてるのは「イカサマサイズ」のナビだし、調子よく浮かれて走ってるけど目的地の保障なんてまるでなし!
そそうそう!!コレ!この世界をちゃんと持っててくれるから、付いていけるンだよ。
王道を通って、ちゃんと目的地に着いちゃうようなしっかりしたナビに案内してもらいたいなら、別に兄さん達にくっついていかなきゃならない理由は無いもん。
王道じゃないし、舗装も無いような変な道かもしれないけど、何かしらの面白いもの見せてくれる兄さん達にくっついて行きたいんだからさ!
これもライブ楽しみだよねww
10. ビタミンU
うふふふふふふふふwwwwwww
この曲について言及する時がやってきた!!!
感想を簡単に一言で言うと
倒れた。
ワタル君のデレに死にそうになった。
アイツ…デレの使い方を覚えたぞ!ヤバイ!日頃はこわもてで通しといてのコレは…死亡者続出だろう!!!
聞くたびに2424止まらん!!!
くそ~~~~~!!!! 悔しい!悔しい!!!が…嬉しいwwww
この曲で口説かれたら一発死亡のキラーチューンになると思う!
てか…短めなんだけど…この歌これ以上語ると妄想暴走で大火傷しそうなのでここらでw
11. ライカの夢
噂のストリングスアレンジバラード「ライカの夢」
静かに始まるオープニングで、やっぱりストリングスが入ると音が豪華。
宇宙の広がり見たいな物が余すところなく表現されてる。
こういう曲をどうやって録るのか判らない(オケとボーカルは別録りなんだと思うけど…一発録りとかじゃないと思うんだけど…)けど…このストリングスのカラオケは大変背中がゾクゾクするような感激があっただろうと推察できる。
このストリングスの背景を背負って、ワタル君が優しく唄い出す様は、きっときっと感動的だったに違いない。
歌詞で一つ…凄く気になってる文言がある。
「君を照らし出す星にはなれないかもしれない」
弱気な文言なんだけど…だからこそ、精一杯な感じがでてとても好き。
…いや…もうね…この人の書く歌がちょっとでも弱気だと…なんだか…全力でお支えしたくなるわけでね…。もうね…ww
ライカというモチーフにも涙モノw
私の好きな「Gorillaz」のリミックスアルバムが「ライカ犬、宇宙からの帰還」てのがあるんで、そんな事にも思い至ったりw
(ゴリラズの方はリミックスであんまり人気なかったですけどねw 個人的には気に入ってましたがw)↓


12. ブライテンA
ライカでほろりとしたところにやってくる「ブライテンA」
優しく肩を抱いててくれた隣の恋人が、すっくと立ち上がり「さぁ!行こう!」って手を伸ばして、引っ張ってくれるようなそんな曲。
いろんなことがあって躓いても大丈夫、僕がついてる…みたいな力強さ。
これ…凄くいい曲で少々のことなら乗り越えていけそうなんだけど、眩しい。
貴方の後光が容赦なく突き刺さる感じもあって、精神状態によっては逆効果もあるかもしれないなぁ…と思ったり。
今の私はなんとかこの程度には怯まなくなったから、ワタルくんが引っ張ってくれる方に行けてる気がする。
だけど…それこそがワタルくんの気持ちなんだとも思う。さぁ…俺について来い!みたいなね。
まぁ…友達なわけだしww
「ランダムな運命が~」って辺りが好き。気にしてくれるワタルくんが好きですw
13. これからここから
はじめのところで使われてるボイスチェンジャー的な表現が新しい。
こういう加工って今までのDOESではありえなかったことだと思うから、野心的な曲だと言える。
この歌も優しい。
サビの部分を繰り返し口ずさんでいたら大方の事を乗り切れそうだ。
「夜空が暗いのは」星が光るためだと言い放つワタルくんの背中はしゃんとして、その瞳は真っ直ぐ前を見据えていてる。
最後にこの曲を持ってくるというのがこのアルバムのコンセプトなんだと思うと、胸が熱い。これこれからも色んなもの引き摺って歩こう。って誓いなおせるそんな曲。
と…いうことで…
このアルバムを通して聞いて思うことを書くためにちょっとだけ…哲学士の私がたとえ話として書いておきたいことがあるのでちょっとお付き合い下さい。
チベットに「死者の書」という書物があります。
それはチベット仏教で、人が死ぬにあったって、その身にどんな事が起こり、その事象に対してどのように対処すれば輪廻を脱して解脱できるのかを説く大切な経典なんです。
それによれば、人が死ぬと起こる様々な過程の中に、沢山の光がある場所に行きつく過程があって、その光のうち一番まぶしく一番強い光の中に入っていくことが出来れば輪廻をまぬがれ、解脱することができる。
しかし…強い光はまぶしすぎて強い意志がなければその光を選ぶことが出来ず、意志力にあった弱い光のほうに進んでしまうことが多い、と書かれている。
「KATHARSIVILIZATION」を聴き終わって真っ先に私はこの話を思い出した。
明るい方へ行こう。
それは単に解脱のためでなく。自分の意思をはっきり持って明るい光の中へ。
この後「チベット死者の書」は沢山の救済を示してくれる。もし光の修行が駄目だったとしても、この後チャンスは沢山ある、と教えてくれる。
しかも…必ずしも解脱する事だけが全てでは無いかもしれない。
苦しくても泥にまみれても再度この地に戻ることが至上という考えもあるかもしれない。
だとしたら…このアルバムは…私にとって必要な、大事なものになる。
指し示される光を一つの指標にして進んで行こうとおもってる。
……哲学士ェ…ムダに話が長くてスミマセン…どうにもこういうものが好きなので…。
最後の最後に一言だけww
ライブマジ楽しみ!!
[2回]
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